榊原温泉源泉地:三重県津市榊原町
古くは奈良時代、伊勢の神宮にお参りする前に身体を清める為の湯ごりの場として使われていました。また、江戸時代には100部屋もの客室が並ぶ湯治場として栄えました。
清少納言の「枕草子」では「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」として称賛され、当時は「ななくりの湯」として呼ばれていた様です。
泉質:アルカリ性単純泉
一般的に身体に対する作用が比較的穏やかで「名泉」と呼ばれるものが多く、病気に対する利用法も広いといわれています。無色無臭で入浴すると皮膚がツルツルする独特の感覚が特徴です。
効能
慢性関節町リュウマチ、皮膚病、糖尿病、神経痛、疲労回復
禁忌症(浴用)
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓病又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期